大手の塾とは?

同じ水準の授業を全国に展開している

塾というのは年度はじめに入会するイメージが強いですが、その他にも短期講習や公開模試なども行っています。そんな短期講習や公開模試なども含めると、昨今の受験生はその大部分が、何らかの形で塾のお世話になっているといえるのではないでしょうか。また塾の種類は、受験対策に重点を置いた進学塾、受験だけでなく内申点対策も実施する総合学習塾、学校の授業内容をフォローすることを目的とした補習塾などに分類されます。さらに塾の規模に焦点を当てて分類すると、大手塾や個人塾などに分けられます。地域に密着した授業を行う個人塾に対し、受験に関する膨大なデータを解析してカリキュラムを作り、全国で同レベルの授業を展開しているのが大手塾なのです。

動画配信の際は講師が発言に気をつかっている

大手塾が全国で同レベルの授業を展開するためにキーとなるのが動画配信です。動画配信をすることで、都心に在籍している人気講師の授業を地方の生徒も受講できるようになります。動画は生配信されることもあれば、録画したうえで配信されることもあります。大手塾が特に気をつかっているのが、録画して配信する場合です。録画配信だとその授業で講師の言ったことが後にも残ってしまいます。かつては小論文の授業で講師が政治的に偏った発言をし、それが全国に配信されたため炎上を招いたということがありました。講師は目の前の生徒に対してなら大丈夫だろうと判断して政治的な発言をしたのですが、地方ではその発言が受け入れられなかったのです。

動画配信は便利なツールではありますが、見えない生徒のことも想定しながら授業を行わなければならない点が大手塾ならではの課題だといえます。